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私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

ハマアオスゲ⇒ヒゲスゲ

スゲ属 ヒエスゲ節
砂浜を歩いていた時、とても立派なカヤツリさんを見つけました。全体の姿の底辺の直径が1m位で、高さは70cmと大株で葉も小穂も瑞々しい姿でこれはアオスゲかなと思って撮って来たのですが、帰って調べてみたらアオスゲは草地や路傍に見られるので、似た姿で海岸に生えているのでハマアオスゲかなと考えました。花序より長く苞が上に伸びています。
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また出かけて来て、画像を追加しました。ハマアオスゲではない事は分かりましたが、まだ攻略できていません。

痩果の画像を後から追加した事で、ヒゲスゲと教えて頂きました。
別名:イソスゲ 海岸の砂地やその近くの林縁に生え、密に叢生する。
resize30166.jpg

ハマアオスゲの特徴は長い葡ふく根茎がある事ですが、根が深くて掘るのが大変で力を入れても難しかったです。葉鞘の基部が褐色で著しく繊維状になっているのは分かりました。砂が入り込んでいます。写真のものは固まって出ているので匍匐茎が出ない可能性があります。(ヒゲスゲの特徴)
resize30409.jpg

更に根に近い所はもう繊維だけでした。
resize30410.jpg

苞は花序よりも長く、有花茎はアオスゲより短い。
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頂小穂は雄性、その横に雌小穂がある。
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雌小穂の麟片は緑白色、長い芒がある。柱頭は3岐。
resize30408.jpg

果胞は卵形、脈は太く隆起する。痩果はまだ熟していなくて柔らかくてうまく剥がせませんでした。
resize30411.jpg
熟した頃にまた行ってみようと思います。これだけでハマアオスゲとして良いかどうか。。

~~~~~追加(12/13)~~~~~
resize30649.jpg
12月9日に又出かけて来ました。今度は痩果も出来ている様に思えたので小穂を持って来て撮ってみました。雄小穂が幾分伸びてきて、雌小穂の上にも雄小穂が上がっているので両性にも見えます。頂小穂は雄性、円柱形。側小穂は雌雄性、直立、上部の1/3から3/4は雄性、基部は雌花。

果胞をルーペでも見ましたが果体部には刺毛は無く嘴部には有る様に見えます。(画像をクリックして下さい)雌麟片より長く楕円形、稜間に10~13脈があり、無毛またはまばらに短毛があり、上部に細鋸歯あり、次第に狭まり長嘴となり、口部は2又、外曲する。IMG_1050.jpg
痩果は褐色で2稜形で、果頂部はねじれ嘴となっていました。
IMG_1051.jpg

IMG_1052.jpg

茎や有花茎の上部はざらつきがあり下部に行くに従って無くなります。
resize30648.jpg

1番目の画像の株の中で大きい葉の幅は12mm、長さは72cmありました。
根茎は有る程度掘ってみましたが、葡蔔茎は無かったと思います。だからハマアオスゲでない事は分かりましたが、まだ名前が分かりません。
図鑑で探しているのですが、サコスゲにも似てるな、と思ったりしています。⇒ヒゲスゲ
サコスゲとの違いは小穂がいつも単独で出ていること、サコスゲなら開花は年明けになるのが普通(みっちゃん先生より)
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コメント

うーん…

 ヌカスゲ節のものであることは間違いないと思うのですが、ハマアオスゲと一致しない点がチラホラと。
 ハマアオスゲでは書いておられる通り長い匍匐茎が出ます。ということは、普通は群生するということ。写真のものは固まって出ていますから、そんな匍匐茎が出ない可能性があります。
 次に、果胞の嘴が、ハマアオスゲにしては長すぎるように思います。同種の変異とするには苦しいくらいです。
 タシロスゲの可能性も考えましたが、雌鱗片の芒がこんなに長くては、それも苦しい…
 あと、ハマアオスゲや類似種の果胞には短い毛が密生します。それを写すにはバックを黒にするほうがよいです。はっきり写らなければ、観察して書いておかれるほうがよいと思います。

>みっちゃん先生

おはようございます。
長い匍匐茎があるって事は。。
>普通は群生するということ、写真のものは固まって。。
あ~ そういう事ですね、(納得)
やはり、もう一度出かけて根茎の様子と、果胞の毛も観察してきますので、このまま保留と言う事にさせて下さいね。
似た種にどんなのがあるか、これももう一度勉強してみます。

ヌカスゲsp.?

 痩果のくちばしが長く、口部が鋭い2歯になっている点、基部の鞘がはっきりとしている点でもハマアオスゲではないといえますね。鱗片の先もいったん鈍頭になった後に芒が出ています。
 画像を拝見するとまだ開花期で、花序もよく伸びきっていないようなので、痩果が熟す頃まで何であるか保留にしたいと思います。高さが70cmもあるようなら、ヌカスゲ節以外のものでも該当するものがあるような気がしています。次回観察する時には葉幅も測ってみてください。

>マツモムシさん

こんばんは~ 今夜は家族の忘年会で先ほど帰って来ました。
綺麗に花が咲いてるからと言って良いという訳には行かないのですね。ハマアオスゲとの違いを教えて頂いて有難うございます。
痩果が熟するまでもうしばらく待ってから又見に行こうと思います。次回は根茎の様子も、葉の大きさもきちんと測って来ますね。
ヌカスゲ節以外の可能性もあるんですか。。 今はもう見当が付けにくくなってしまいましたが、痩果がきちんと撮れれば、手掛かりが分かるかも知れないので、またお願致します。

わかりました!

 痩果が見られたことで、わかりました。ヒエスゲ節のヒゲスゲです。最初は小穂の柄がほとんどないように見えたので候補にあげなかったのですが、ヒゲスゲの柄の短い系統と考えると、矛盾なくおさまります。もちろん(ヒゴクサにもエナシヒゴクサがあるように)エナシヒゲスゲという新分類群がありえないわけではないでしょうが、他の形質はヒゲスゲとたいして変わりません。サコスゲと異なるのは、小穂がいつも単独で出ていること、サコスゲなら開花は年明けになるのが普通かなと思うからです。
 キノクニスゲは柱頭の基部が捩じれませんし、常習的に二岐するので、それではないと思います。

>みっちゃん先生

わぁ~~ なんか、もう感動的です!!
ず~とモヤモヤしていたのですが、ヒゲスゲですか!
早速琉球植物誌のヒゲスゲの箇所を読んでみたらぴったりでした。根茎は短く著しく剛強。。いくら引っ張っても抜けないはずですね。今日の夕方にサコスゲかなと思いましたが、小穂の出方と開花期の違いなんですね。
みっちゃん先生とマツモムシさんのおかげで、観察のポイントが少し分かって来たように感じます。
これからも忘れない様に気をつけて行きたいと思います。ブログの文章はこの後修正をしたいと思います。有難うございました!

ヒゲスゲ

 正体が解ったようですね。私もヒゲスゲだと思います。画像のものは側小穂に柄が見られませんが、よく探せば側小穂に柄のある花茎もあるはずだと思います。葉の拡大画像には葉縁に小刺が並んでいるのも見られ、こういった特徴もスゲを同定する際のポイントとなることがあります。ヒゲスゲは葉縁が「ざらつく」のが特徴ですが、この点はサコスゲも同様なので葉による区別はできません。
 昨日は近畿すげの会の総会で、いろいろと刺激を受けてきました。私もフトイとオオフトイについて発表してきました。南西諸島では実態のよく解らない海浜性のイヌフトイが分布していますが、もし見つけられたら教えてください。こちらにも海岸近くに小型のフトイが生育していて、イヌフトイとどう異なるのか調べる必要があると考えています。

ヒゲスゲ、よかったね

こまさん、こんばんは
一緒に考えたんだけど、やっぱりスゲって難しいね。長崎にもあるみたいなので、このヒゲスゲに似たのに出会った時は、そう果が面白い形とこまさんのこと思い出すよ(^O^)/ でも、こんなに立派なら記憶に残りそうなのに、見た記憶がないんだ。

>マツモムシさん

マツモムシさん、こんにちは。暫く出かけてい、。レスが遅くなり申し訳ありませんでした。
観察のポイントを教えて頂いたおかげで、撮影の時期等も大切だなとわかりました。側小穂の柄もまた時間を置いて見に行って来たいと思います。
フトイとオオフトイの見分け方について、マツモムシさんのHPとブログに詳しく説明されていたのを先ほど拝見しました。これから何度も良く読ませて頂きながらこちらのフトイも探してみたいと思います。今回もカヤツリグサ科やイネ科の多く有りそうな草地を歩いたりして来ましたが、手がかりさえも分からないのが多数あってまだまだ何度も通わないといけない様です。

>pandaちゃん

pandaちゃん、こんにちは、昨晩帰って来ました。
ヒゲスゲは初め見た時全体の形も整いすぐに分かりそうだと甘く見ていました。でも、実態はほんとに基本がわかっていない事が良く分かったという情けない状態でしたが、一つずつ理解しながら進みたいです。pandaちゃんも見つけてね。こちらは枯れたのも有るけど常緑のも色々あるので一緒に探して欲しいです^^。

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