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私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

オキナワスゲ(ホウランスゲ)

カヤツリグサ科 スゲ属

山地の林縁で見かけた何気ないスゲ属にみえましたが、分布は沖永良部以南と言う事で写して来ました。全体の姿がいまいち分かりにくい画像になってしまいましたが、白っぽい小穂が下部の方に見えるのが面白い。
オキナワスゲ2013.11.24-1
葉は稈より長い。下方の苞は2~3個で葉状、茎よりも数倍長く下部は鞘状。
オキナワスゲ2013.11.24-2

小穂は5~6個でやや束生、白っぽい果包果胞が見えます。
オキナワスゲ2013.11.24-3

柱頭は3岐する。果包果胞は長くやや上向し膜質、菱形。
オキナワスゲ2013.11.24-4

痩果は菱形、3稜を有し、長さ3mm、切頭。凹んで見えるのもあった。
オキナワスゲ2013.11.24-5

季節の花マルバハグマは今が旬です。
マルバハグマ2013.11.24
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コメント

果包から透けて見える・・・

こまさん、こんばんは
面白いそう果だね。この形ははじめて見ます。どうして、こんなにカクカクなんだろ ^m^
マルバハグマは可愛いですね、花の形が整っている。キッコウハグマの豪華版みたい。それでは、お・や・す・み

 スゲ属の進化がわかりますね

 週末に京都大学で講演をするハメになり、口うるさい仲間たちの批判に備えて、あれやこれや調べる日を送っています。
 オキナワスゲはスゲ属ヌカスゲ節なのですが、この節には日本だけで80種類ほどあり、スゲ属のなかでも手ごわいグループ。しかしこのオキナワスゲは際立った特徴があり、ひじょうにわかりやすい種類です。
 内地のマメスゲのように花茎が伸長せず、痩果は何かの部品のようにカクカクコロン。スゲ属の基本は柱頭三岐にともなって痩果も三稜形なのですが、進化して二岐に変わると果実も有機体的な造形になります。しかしこのオキナワスゲは、かたくなに原点を守っているようですね。
 痩果を包んでいるものは、果胞といいます。意味は果包でも似ているのですが、胞のほうが有機体的です(胞衣を思い出してください)。
 オキナワスゲは、鹿児島県ではレッドリストに載っています。沖縄県では無指定ですか? でも、指定があろうとなかろうと、大切にしたい種類ですね。

>pandaちゃん

果胞から痩果を取り出して、それを写した画像を拡大してやっとこの形が見えて来た時、お~!面白いなと思いました。私も最近はマチ針で分解していますよ。こんな痩果の段階でそれぞれ個性があって楽しいけど、時間がいっぱい欲しいなと思うこの頃です。
マルバハグマは別名オキナワテイショウソウと言いますが、pandaちゃんが見せてくれたマルバテイショウソウとは大分花のつき方が違うなぁ~と載せてみました。

>みっちゃん先生

お忙しい所を有難うございます。ヌカスゲ節だけで80種類ですか!
日本のスゲ属でいったいどの位だろうと検索してみたら、変種を含めて268種という説明の本がありました。気が遠くなりそうな数字ですね。
沖縄のスゲ属は数えてみたら28種類、ホッとしています。 でもきっとこの先ややこしいのが出て来るだろうな、と覚悟しています。
オキナワスゲは県のレッドリストには無かった様に思いますが、これも珍しいよと教えて貰った所です。内地にはマメスゲですね、これもメモしておきます。
今日はこちらは曇りで17度すがとても寒く感じます。

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