私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

やっぱりイヌタマシダかな。⇒イヌタマシダ⇒リュウキュウイタチシダ

一昨日のやんばるの山でみたシダ。ナガバノイタチシダや、リュウキュウイタチシダを見つけたいので似ているととにかく撮ってみる。
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ナガバノイタチシダは低地の林中、琉球ではややまれと図鑑には載っていて、これもやや湿り気ののある林中で。イヌタマシダは山中の沢沿いでよく見かけます。似ているので区別はないかと探すけど、すっきりした感じはやっぱりイヌタマシダかな。。この個体の大きさは葉身葉面で30cm前後。
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最下羽片の下側第一小羽片が一番大きく短い柄もある。
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羽片の基部はくさび形。
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斜面に生えていたのですが、これは直立の生え方とみていいのかな。根茎の様子が分かりません。
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葉柄基部の麟片は淡褐色で中にやや濃い色が混じっている。
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ソーラスは中肋寄り。円腎形で小さめ。
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このシダはリュウキュウイタチシダと教えて頂きました。
イヌタマシダでは小羽片に入る主脈は弓なりに曲がり、最初は20度くらいの急角度。また、羽片は急尾状になります。ナガバノイタチシダやリュウキュウイタチシダにはその傾向がみられない。
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コメント

イヌタマシダ

 おっしゃるとおり、イヌタマシダでよいと思います。葉身30cmくらいとありますが、それは葉柄を入れて? 人によって入れたり入れなかったりするので紛らわしいのですが、入れない場合には葉面というのが正確。イヌタマシダの場合、葉身(葉柄を入れて)50cmに達することもあります。
 ナガバノイタチシダとの区別は、小羽片の独立の程度や包膜の丸まり具合(イヌタマシダのほうが半球形にちかい)によります。そのほか葉辺の鋸歯がめだつなどの違いも認められますが、うまく表現するのは難しいです。
 ナガバノイタチシダもイヌタマシダもともに有性生殖種なので、雑種があれば胞子は不定型になります。ただ、混生地でもないかぎり、雑種はあまり考慮する必要はありません。
 こちらは29日まで授業です。そのあと試験。学生さんが夏休みに入るのは、8月10日ころから。いくらなんでも遅すぎて、学生がかわいそうに思う今日この頃です。小学校は7月20日から休みなのに。

>みっちゃん先生

葉柄を入れないで30cm位でした。葉身をそう思っていたのは正しい表現ではなかったのですね。今まで紛らわしい使い方をしていました。これからは葉面の長さ。。で使います。

イヌタマシダは良く見かけるので、細かく見た事がなかったです。だから返って注意不足ではないかと気になりだした所でした。色々確認が出来て良かったです。胞膜が半球形に盛り上がっている姿ももう一度観察してみます。

毎年ながら7月に入ってからこちらは特に「わナンバー」(レンタカー)が多くなっていて、夏休みだなぁと実感しています。大学生の皆さんはそういえば試験の後が夏休みでしたね。それまでみっちゃん先生もご一緒にお忙しい日々なんですよね。夏バテなさいません様に。。

訂正しま~す

 勉強し直した結果、このページのものをリュウキュウイタチシダに訂正します。
イヌタマシダでは小羽片に入る主脈は弓なりに曲がり、最初は20度くらいの急角度。また、羽片は急尾状になります。ナガバノイタチシダやリュウキュウイタチシダでは、その傾向がありません。葉柄基部の鱗片は、イヌタマシダよりも大きいように思いますが、ナガバノイタチシダよりは狭く感じますね。現場で比較できれば最高なのですが。
 リュウキュウイタチシダが最初に注目されたのは、奄美大島の住用村。あそこはアマミデンダはじめ希少な植物が多いところで、私が行ったときには(夜行性のはずの)アマミノクロウサギが日向ぼっこしていました。ひょっとするとリュウキュウイタチシダは、ナガバノイタチシダより古い種類なのかもしれません。

みっちゃん先生へ

こんばんは~、お返事遅くなりました。
今、北部の離島に来ていて、 寝る前にスマホからです。
Pcが手元になくてもとの画像がみえませんが、最近みたナガバノイタチシダの 麟片とイヌタマシダの麟片はやや大きさと葉にペタッとつく感じに違いがあるような気がしています。
それで私もイヌタマシタと納得していましたが、みっちゃん先生が書いてくださった相違点をもう一度確認してみます。
リュウキュウイタチシダはやんばるでも少ないのではと思うのでかなり、うれしいです。今お忙しい時と思いますが、有り難うございました。
此方で新しいカヤツリを見つけましたよ♪明日かえります。

帰りました。

みっちゃん先生、こんばんは。
植物に関する用事でしたが、伊平屋島に行っていました。
今日は高波で船で1時間半と言えどもほとんど床に頭をつけっぱなしで帰って来ました。
イヌタマシダとリュウキュウイタチシダの細かい相違点を教えて頂いて有難うございます。今までこの種は全部、イヌタマシダ、イヌタマシダみたいだけどなんか違うシダとこんな感じで漠然としていましたが、ナガバノイタチシダが分かったので、これを外して、イヌタマとリュウキュウとの違いを見比べながら歩いてみたいと思います。出来れば両者の各パーツの比較表が作れたらと思っています。

巷の情報にお気をつけて

 リュウキュウイタチシダやイヌタマシダは情報の質も量も問題があり、ぜひとも地元のかたにご研究いただきたいものです。いまちょうど某有名サイトに「イヌタマシダ」の写真が載っているのですが、あれはたぶんナガバノイタチシダの矮小型です。発達したナガバノイタチシダの葉では、中部の羽片の小羽片は下先気味につくのですが、小さい葉では対生気味になります。これはオシダ属全体の傾向で、前葉体から出た小苗では上先、やがて対生を経て大人の大きな葉では下先になるのが普通です。ところが、崖などに着生して小さいままで成熟したような葉では、対生状のまま終わってしまいます。
 イヌタマシダやリュウキュウイタチシダを区別するには、小羽片のつく位置だけでは不十分で、葉脈の走り具合や羽片の急尾状の程度、小羽片(裂片)のつく角度、葉柄基部の鱗片の特徴、ソーラスのふくらみ具合などが不可欠です。ただ、これは地元のかたでないと無理かもしれません。

>みっちゃん先生へ、

今、前回のちょっとずんぐりしたナガバノイタチシダを繰り返してみたら、中部の羽片の小羽片はしっかりと下先でした。
成長の段階での変化もあるし、又環境によっては、完全な形でないまま成熟する事があるのですね。イヌタマシダ、リュウキュウイタチシダ、ナガバノイタチシダはどれが一番多いかは今の時点でははっきり私は認識していませんが、とにかく数は結構多いので、今教えて頂いた注意点に気をつけながら見て行きます。成株を見るのはもちろんですが、幼株の様子も見ないとダメですね。
こんな時。。pandaちゃんと一緒に歩きたいなぁと思っちゃいます。沖縄に引っ越してくれば良いのに。。(*´pq`)

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