私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

タイワンホウビシダ

チャセンシダ科 ホウビシダ属

初めはナンゴクホウビシダ?と思いましたが、比べるとやや丸っこい感じがするし、ソーラスがちょっと違うかなというのが最初の印象でしたが、帰って調べたらタイワンホウビシダではないかと思いました。
タイワンホウビシダ2012.12-1

ブヨのいっぱいいる暗い谷の沢沿いの岩上です。古い岩壁の様で土も苔も多いので、養分がありそうで、葉も綺麗でした。葉身は先端に向けて次第に狭くなり、羽片の先端が鈍頭。
タイワンホウビシダ2012.12-2
最下羽片は小さい。
タイワンホウビシダ2012.12-3
胞子嚢群は線形、辺縁と中肋の中間に付いていたが、羽片基部前側の、羽軸に沿って縦一列に見える胞子嚢群が印象的だった。
タイワンホウビシダ2012.12-4
羽片はナンゴクホウビシダほどの鎌状でもない。
タイワンホウビシダ2012.12-5
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コメント

タイワンホウビシダ

タイワンホウビシダでよいと思います。ナンゴクホウビシダは土の溜まっていない湿った岩上に生えることが多いですが、タイワンホウビシダはふつう岩の間の土の上に生えます。羽片が鈍頭になる点がよい特徴で、この写真のように葉軸沿いにソーラスが並ぶのは、むしろ珍しいように思います(沖縄の個体を多く見てはいませんので、歯切れがわるいです。お許しを)。
 これは私には懐かしいシダで、雲南省に留学していたとき、標本庫で風変わりなホウビシダを見つけ、有性生殖か無融合生殖か判断するために胞子数をカウントしました。日本に帰ってからホウビシダ類を研究していた当時大学院生のMさんに、写真とともにデータをあげました。それがこのタイワンホウビシダで、Mさんは種の記載者の一人になっています。
 今ではタイから雲南省、台湾、沖縄に自生することが知られているというわけです。

>光田先生

先生、こんばんは!
確かにナンゴクホウビシダは水が流れる岩についていたのを見ました。そういう環境を選ぶのもまた一つのシダの性質なんですね。まだ1か所でしか見ていませんが、沢や渓流を歩く時は岩がむき出しの所、土の溜まった所も注意して行きたいと思います。

それにしても綺麗なシダだなぁと思っています。これのソーラスの中の胞子の数はいったどの位あるものなんでしょうか。顕微鏡で覗きながら数を数えるのは気が遠くなりそうな話ですね。
あんなにたくさんある胞子が成熟して(受精して?)発芽に至るのは一体何パーセントなんだろうと考えてしまいます。

このシダは沖縄本島が自生の北限という事ですね。あのたくさんの胞子なら人の靴底にくっついて広がりそうなものですが、そう簡単という訳ではなさそうですね。

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