私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

ムッチャガラの名前の由来について

「ムッチャガラの命名の由来」について光田先生より宿題を頂きましたので、確かめてみました。
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先日、光田先生より「ほんとうにムッチャガラはトリモチが採れないことによってついた名前か、確かめていただけませんか」とご質問を受けましたので、調べました。

とりあえず、植物の研究の仕事をされている知人にまず問い合わせてみたら、「海洋博公園 都市緑化植物園 みどりの相談所」に聞いていただけて以下の回答が帰って来ました。

  「ムッチャガラの名前の由来について言及している文献は見当たらなかったのですが、『琉球列島 植物方言集』(天野鉄夫:著)のモチノキ科の項を見ます と、

 クファムッチャヤガラ(リュキュウモチ)とファグワームッチヤガラ(シマイヌツゲ)の名前の由来が記載されていました。それぞれ「硬い葉のモチノキもどき」と「葉の小さいモチノキもどき」の意です。
 言葉を分解すると「ムッチヤ」は「モチノキ」を意味し、「ヤガラ」は「もどき」を意味する事になります。
 よって、ムッチャガラは「モチノキに似た別の植物」という意味になると思われます。」


という事で、トリモチが採れるかどうかによって、ついた名前ではなさそうです。

それから、時々山歩きで一緒になるMさん(70代)とNさん(60代)に聞いてみたら、お二人ともムッチャはここではトリモチを表し、ガラは空っぽという意味ではないかというお返事でした。

実際ムッチャガラからはトリモチは取れないそうなので、命名の由来はともかくとして、生活の中から実感されてこう理解されているのではないかと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これは別なんですが、効率の良いトリモチの作り方についてMさんが教えてくれました。
トリモチが採れる木の樹液を出して、イモ(サツマイモ等)をこねた物に吸わせて、それを水で洗い流すとイモのデンプンが流れてゴム質の成分だけが取り出される。 樹液をじかにかけて乾燥させる方法もあるけどあまり効率は良くないとの事でした。昔、弟が細長い棒でソーミナー(メジロ)を捕っていたのを思い出しました。今はそれが許されていないとは思いますが。
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コメント

こんばんは

こまつなさん、こんばんは。

沖縄の方言はおもしろいですね、なんだか昔話を聞いているみたいです。
私は子どものころトリモチを作ったことがあります。でもトリモチの木からは作れなくて・・・「樹液を出して、イモをこねた物に吸わせて、それを水で洗い流すとイモのデンプンが流れてゴム質の成分だけが取り出される。」で試したらできたかもしれないですね。
私は赤いツチトリモチの根っこをつぶして、川の水で洗ってトリモチを作ってたよ。庭に鶏舎があったので、スズメがたくさん捕れました・・・ある日、学校から帰ると祖母が焼き鳥にしたスズメが火鉢に並んでいて・・・ (◎_◎)この遊びはやめちゃったけど・・・

>pandaさん

こんばんは~! pandaさんもトリモチでスズメを捕っていたのですか、やっぱり川の水であらって。。作り方もほぼ一緒ですね。

>学校から帰ると祖母が焼き鳥にしたスズメが火鉢に並んでいて・・・ (◎_◎)
そうそう、私も食べられる事は知っていました。(食べた記憶はなかった様に思うけど。。。 )焼けた時の匂いを思い出しそうです。。。 こんな記憶もすでに日本昔話の分野に入ってしまった感じですね~
この話をしてくれたMさんも結構熱が入ってましたよ。ε-(´・`)

ムッチャガラの名前の由来

 こまつなさん、さっそくありがとうございました。ムッチャガラのガラがもともとヤガラということ、それがモドキを意味する(かもしれない)という天野氏の説明で充分です。あとは沖縄語でヤガラ=モドキの用例があるかどうか調べるだけでよいのですから。やはりモチは採れないのですね。
 pandaさんがそこまでの経験者だということにも、驚きました。トリモチを作るにはふつうはモチノキかヤマグルマの樹皮を臼で搗いて、水を加えながらトリモチを分離させてゆく方法が一般的ですが、これだと小さくなった樹皮のかけらを取り除くのが大変。ツチトリモチもトリモチを作る植物としてたしかに知られています。こちらは柔らかいので、もっとやさしいでしょうね。しかしツチトリモチが普通にある南国ならではです。
 サツマイモに吸わせる方法は、はじめて知りました。じつに巧みです。まるで砂金を水銀アマルガムにして回収するような…。
 トリモチで小鳥を採る方法は一般的には禁じられているようですが、国レベルではなく、条例レベル。府県によっては禁じる規制がないところも。九州の一部ではいまも行われていると聞きますよ。

>光田先生

先生、お早うございます。
方言が和名になっている木だし、ご質問のおかげで色々と勉強ができました。
Mさんのお話から始まって、懐かしい子供の頃の記憶も少しよみがえり、いつか弟ともそんな話もしてみたくなりました。
pandaさんはもっとお若いと思いますが、よくご存じでしたね~。
(今頃クシャミをしてるかな。。(o^^o)ふふっ♪)

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