私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

リュウキュウサネカズラ

マツブサ科 サネカズラ属
山地の林縁に見られる常緑のつる性木本。これまでサネカズラ、(別名ビナンカズラ)とされていましたが、沖縄のものはリュウキュウサネカズラと命名され、新種として発表されました。
リュウキュウサネカズラ20160917
山仲間のTさんがどうも違うのではと気が付き一昨年あたりから花の時期に何度も自生地をみてまわり、昨年神戸大大学院の末次健司特命講師に同定を依頼、今日国際誌電子版に新種として発表されました。


普段見かけるのは花弁が黄白色で雄しべや雌しべの集合体も同じ黄白色の花が多いのですが、たまにこのような紅いのもあります。(2016.9.17)
リュウキュウサネカズラ20160917

これは雄花で、はじめは赤いものが内地のものかと思っていましたが、これもリュウキュウサネカズラで良いそうです。(2016.9.17)
リュウキュウサネカズラ20160917

葉は光沢のある長楕円形~卵状楕円形、先は尖り、基部はくさび形。
リュウキュウサネカズラ20151003

雄花。雄しべの集合体は黄白色です。(2015.10.3)
リュウキュウサネカズラ20151003

若い枝は赤褐色。
リュウキュウサネカズラ20160917

太い茎はコルク層が発達し、径2cmになる。
リュウキュウサネカズラ20160917

雄花。雌花でこんな状態は探ていません。あっても花弁に粘液が多く落ちてしまうのが多い気がします。(2016.9.17)
リュウキュウサネカズラ20160917

若い果実。長い花柄だったので図ってみました。
リュウキュウサネカズラ20160917

雌花と雌しべの集合体。(2016.9.17)
リュウキュウサネカズラ20160917

雌しべに付いている白いものは何だろうと思っています。
剥いだ花被片の一部? ⇒ 雌しべの柱頭だそうです。有難うございます。
リュウキュウサネカズラ20160917

雄花。末次健司特命講師や岐阜大の三宅崇准教授らの研究チーム発表の論文を読ませて頂きましたが、この雄しべの先の両端にある葯がサネカズラは隣のものと接するが、リュウキュウサネカズラは接しないそうです。
リュウキュウサネカズラ20160917

過去に記録したものを見てみました。(2015.10.3)
リュウキュウサネカズラ20151003

リュウキュウサネカズラ20151003
実は100年も前にこの標本はあったそうなんですが、今まで普通のサネカズラとされたままだったそうです。新種として名前をつけてもらい嬉しい事ですね。やんばるの森はまだまだ未知のものがありそうです。
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