私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

コケハリガネスゲ

カヤツリグサ科 スゲ属
高地の湿地に生える小型のスゲ。ここではこの時は水に浸かった所や、その中の苔と一緒に生えていていました。幾重にも重なっている様に見えます。小さいながら、もうしっかりと果実が出来た姿です。
コケハリガネスゲ20170518

根を掘り起こすことは出来ないので、現場で判るだけ詳細を確認しました。
有花茎は2~2.5cm、茎は幅0.5cm弱、葉は有花茎より短く幅は0.5~0.6mm。
コケハリガネスゲ20170518

花序は小穂1個が頂生し、上部が雄性、下部に雌花が2~5個付き、花序の長さ4~5mm。
コケハリスゲ20170518

雄鱗片は淡褐色、雌鱗片は淡褐色で中肋は薄い緑色。果胞は雌鱗片より長く、長さ2mm程度。柱頭は3岐する。
コケハリガネスゲ20170518

これは高さ1cm程度、雄しべが見えます。
コケハリガネスゲ20170518
後、同定に必要な根茎が匍ふくしているかどうかの大切な部分の画像が無く、現地で株を少し持ち上げて観察をしてくればよかったのですが、同行した友人が株が連なって生えている写真を撮っていた事、また1枚目、2枚目の密接して生えている事などから匍ふく根がある事が推察できると教えて頂きました。
叉、平凡社の図鑑では「コウヤハリスゲの著しく小型の物をコケハリガネスゲ(Carex koyaensis var. yakushimensis)という」の記述があります。(コウヤハリスゲを実際見た事はないですが、画像を見せて頂きました)
という事で、今回みたこのハリスゲ節はコケハリガネスゲで良いのではと思っています。
今回マツモムシさんに教えて頂いた他のハリスゲ節の特徴もメモしてこれからの観察に役立てたいです。

~~~~~~~~~~~~
他には。。鹿児島でマスクサを見ました。
写真を撮った時は名前を忘れてしまっていて、見た事がある様な姿だなと。。
マスクサ20170516

以前観察会で教えて頂いた、苞の長い姿。
マスクサ20170516

果胞が扁平な形で、縁に翼が見えます。そうでした!
マスクサ20170516

マスクサ20170516
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コメント

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こまさん、こんばんは。
ヤクシマイトスゲ、サナギスゲ、コケハリガネスゲと、強力な3連発ですね。特にヤクシマイトスゲ、コケハリガネスゲはweb上では初にして完璧な詳細画像です。カヤツリグサ科を網羅したリンクを考えていますが、その際には是非リンクさせてください。コウヤハリスゲの詳細なページを立ち上げたので、お暇な時にでもご笑覧ください。
 マスクサに似た近縁種のホスゲの自生地調査をしてきました。登山道脇にわずかに6個体が生育しているのみで、兵庫県から消滅するのも時間の問題のように思いました。

マツモムシさんへ

マツモムシさん、こんばんは。
今回の小さなスゲ属を始め、何時もアドバイス頂き有難うございます。
お陰様でブログのカヤツリグサ科も大分増えてきました。Hpの方も早めにカヤツリグサ科を整理しようと思っている所です。
リンクの件、大変有り難いと思います。よろしくお願いいたします。
昨日から出掛けていて、今日は東北の山に行ってきました。帰りましたらコウヤハリスゲを拝見しにお伺いしますね。

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