私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

ハイホラゴケ属5

リュウキュウオオハイホラゴケ

ハイホラゴケやオオハイホラゴケに比べるとかなり大きかったです。やや高い所の岩壁に生えていたのであまり後ろに下がれず、マクロレンズで撮っていると全体が入りきれず横からの姿になってしまっています。
リュウキュウオオハイホラゴケ20160904
このハイホラゴケ属のシダの名前を当初知りませんでしたが、昨年、検索表を教えて頂いてからはハイホラゴケとリュウキュウホラゴケの雑種である事、根茎の径や葉身が大きい事等に気を付けていました。でも現場ではなかなか見分けられず、とにかく細かい所まで測って図鑑の形態比較表と照らし合わせてみました。

根茎は長く匍ふくして不規則に分岐、黒褐色の毛に覆われ、径は1.3~1.5mm、葉柄は14~17.5cm、葉面の長さ28~30cm、葉柄の翼は基部から1/3位の所まであって、幅0.4mm程度。観察の時はオオハイホラゴケと思っていましたが、それにしては翼の幅が狭いなという印象です。
これはやや若い葉ですが、近寄って葉全体の姿が見えました。葉身は三角状披針形~卵状披針形で形にやや変化がありそうです。側羽片は下から4~5番目が一番大きかった。
リュウキュウオオハイホラゴケ20160904

オオハイホラゴケにしてはスッキリと見えるのは羽片の付き方の間隔が広いからかな。
リュウキュウオオハイホラゴケ20160904

葉の先端は鋭頭。長い胞子嚢床が見えます。
リュウキュウオオハイホラゴケ20160904

側羽片は三角状披針形、柄があり、長さ3~6cm、幅1.3~1.6cm。羽軸の翼は0.3~0.4mm。
リュウキュウオオハイホラゴケ20160904

ソーラスは倒三角形でオオハイホラゴケ似だが翼がある事、包膜の唇部がやや広がっている所はリュウキュウホラゴケ似。
リュウキュウオオハイホラゴケ20160904

ソーラスの長さは2mm。
リュウキュウオオハイホラゴケ20160904

羽軸の翼の幅は0.3~0.4mm程度。
リュウキュウオオハイホラゴケ20160904

調査の現場で保存用のサンプルを撮影させてもらった。
リュウキュウオオハイホラゴケ20160904
初めて見たシダでしたので、自分で同定するのは難しく、名前を教えて頂きました。ハイホラゴケ属は各箇所のサイズが大切なのでこれからの観察の目安にする為にこの写真の物を記録しました。
分布は琉球列島(奄美大島、沖縄島) オオハイホラゴケとリュウキュウホラゴケの交雑種に起源する複2倍体種。胞子は正常なので機会をみて観察したいです。日本産のハイホラゴケ類の中で葉のサイズは最大クラスになる。
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