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私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

タイワンクグ

6月に別な花を撮る為に出かけた場所ですが、周りの草を見ているとこんなカヤツリグサ科があるのに気が付きました。有花茎の高さは60~70cm程度、葉は有花茎よりやや短い程度です。
タイワンクグ2016.6.10

近くにまだ若い花序の付いたものがあり、有花茎が直立して出ている事、(一番高い花序は写っていません) 葉がそれより短い事等が分かります。
タイワンクグ2016.6.10

これを写していて、始めはイヌクグ? でもなんだか違う? という印象でした。包は花序よりだいぶ長い。花序は単一で小花序はこの画像の物で8個。
タイワンクグ2016.6.10

稈は3角柱形。分花序は楕円~卵状円柱形で赤みがあります。
タイワンクグ2016.6.10

基部の鞘は赤褐色。
タイワンクグ2016.6.10

分花序枝は長いもので7.5cm。
タイワンクグ2016.6.10

多数の小穂は無柄で放射状につく。
タイワンクグ2016.6.10

小穂はどれも3か所に柱頭が見えていて3花ついている事がわかります。(琉球植物によるとタイワンクグは2~3花)
タイワンクグ2016.6.10

小穂の長さは4.5mm、中に3個の痩果が入っていました。(他に20個ほど数えましたがどれも3個) 痩果は長楕円形で長さ1.8mm程度で鱗片より短く稜があり、柱頭は3岐する。
タイワンクグ2016.6.10

それから比較のために別な日ですがイヌクグの所へも行って来ました。分花序は円柱形で小穂は開出してついている所が大きく違っていました。分花序枝もそれほど長くはない。イヌクグでも分花序枝の長いのもあるそうです。
イヌクグ2016.6.17

小穂から見える柱頭は1か所だけでここのものは1花で痩果も1個です(琉球植物によるとイヌクグは1~2花)
イヌクグ2016.6.17

琉球植物誌のタイワンクグの記述と合わせてみると、痩果の大きさが鱗片と同長となっていて、こちらはそれよりやや小さめですが、小花序の付き方や形、小花の数等からタイワンクグとしました。合っているといいのですが。

他に今まで西表でみたタイワンクグと思っていた物と今回のは様子が違い、西表のものはオニクグに近いかも知れない(痩果が4個)と思えて来たので、機会を見て花の綺麗な時期に出かけて様子を見たいです。それを含めて、イヌ、タイワン、不明(オニかも) オニの花序を古いサンプルですが並べてみました。
以前見たオニクグイヌクグ(クグ)
画像はクリックすると大きくなります。
比較画像2016.7.8
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コメント

タイワンクグ

おめでとうございます。タイワンクグのようですね。小穂の大きさがかなり違いますね。分花序枝ですが、イヌクグの場合は短かったり、長かったりと変異が多いです。

マツモムシさんへ

 マツモムシさん こんにちは。想像していたのとだいぶ違っていたので始め自身がなかったのですが、イヌクグとタイワンクグの両方の場所に何度か比較に通いました。分花序枝の長さも違うかなと思っていましたが、イヌクグでも長いのがあるんですか、これからも気を付けてみます。タイワンクグは山地でも道端だったのですが環境はイヌクグに似ているのかも知れません。以前からのモヤモヤが解消しました。有難うございました。

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