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私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

ヤブスゲ

関東にいる間にもう1か所、これもたった2時間の散策ですが、府中の孫達に会いに行ったついでに、(ついでといえるかどうか。。)いつもの山の入り口だけ歩いて来ました。

沢に降りて遅いお昼を食べていたら、後ろ側でユキノシタが咲いていて近寄ってみたらこのスゲが目に止まり、どこかで見た様な気がするけど、名前が出てこなくて、とにかく写真を撮りました。
ヤブスゲ20160701

花期は過ぎていますが、まだ痩果の様子が分かりそうです。葉は細く有花茎より短いけど、葉状の包が花序よりもかなり長い事が分かります。
ヤブスゲ20160701

無柄の小穂は長さ1cm程度、結実している雌花は見えるけど雄花が見えない。(後で基部に雄花がある事が分かりましたが、この時が気が付かず撮れていません)
ヤブスゲ20160701

小穂を1個貰って帰宅後分解してみました。ややしなびていますが、果胞は狭卵形、稜間に脈があり、無毛、上部から全体の2/3の所まで鋸歯がみられ、狭い翼が見えます。果胞の上部は次第に狭くなり、長い嘴となり、口部は2歯。柱頭は2個。
ヤブスゲ20160701

雌鱗片(左)は半透明で先が尖り、長さは果胞より短い。
果胞はこの画像のもので長さ4mm程度。
痩果(右)は卵形で長さ1.8mm。
ヤブスゲ20160701

小穂の付き方や包が長い事でマスクサに似ているのですが、より果胞が細長い事や柱頭の数(マスクサは3個)等からヤブスゲとしました。⇒観察会でみたマスクサ

沢から出て道端にも結構ありました。有花茎の高さは大きいので50~60cmありましたが、ほとんど倒れていてこれはどうにか起こして写した所です。
ヤブスゲ20160701

このスゲの側にあったユキノシタ。
ユキノシタ20160701

花はそろそろ終わり頃でした。
ユキノシタ20160701

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コメント

ヤブスゲ

 こんばんは。
 ヤブスゲで間違いありません。果胞が細長い分、小穂がマスクサよりもシャープな印象を受けますね。こちらでは非常に稀なのもで、未だ屋外では出会えていません。うらやましい!

マツモムシさんへ

 マツモムシさん、こんんばんは。
 お忙しい所、こちらを覗いて下さって有難うございます。マツモムシさんのマスクサの所でその違いを確認させて頂き、掲載しましたがお墨付きを頂いて安心しました。
 関東の山道では葉を叢生して大株になり、連続して生えていたのですが、そちらでは少ないのですね。私は短い時間の中でたまたま見かける事が出来たので幸せです。慣れた山でも季節を変えていくと面白いものですね。

あるところにはあるらしい。でも…

 ヤブスゲ、いいですね。マツモムシさんのコメントにあるように、近畿では希少品。でも、あるところにはどっさりあるらしい。京都府ではスゲの大家のT先生が某神社で大量に生育しているのを発見されたのが十年ほど昔。でも、私も現場では一度も見ていません。安定した自然植生が続いているようなところがねらい目とはわかっているのですが。

みっちゃん先生へ

 みっちゃん先生、こんばんは。
 京都でも希少種なんですか、いつかのマスクサの観察のおかげで、小穂の様子に見覚えがありました。偶然見かけたとはいえ、もう少し丁寧に写しておけば良かったと、今頃後悔しています。その時はお化けのようなすみれの葉にばかり気をとられていました。あの場所以外にどれくらいの範囲で生えているのか、次回は様子が少しでも分かる様にしたいです。

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