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私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

イノモトソウ属

イノモトソウ
沖縄にはリュウキュウイノモトソウがよく見られ、イノモトソウは結構珍しいけど、九州他県外では普通で良く石垣に生えているのをみます。胞子葉は葉柄と葉身が同じ程度の長さで立ち上がり、栄養葉は下の方で胞子葉に比べると羽片の幅が広く縁に鋸歯が見られます。
イノモトソウ20160415

これは↓葉の数は少ないですが、二形の形が良く分かります。イノモトソウは羽片の基部が翼となり最下の羽片まで続き幅のある翼が目立ちます。リュウキュウイノモトソウはこの翼がないのでスッキリとして見える。
イノモトソウ20160417

身の回りでこんなふうな風景をよく見ます。
イノモトソウ20160415

キドイノモトソウ
九州でこんなイノモトソウ属をみました。頂羽片がながい!というのが第一印象です。岩の隙間から生えていました。
キドイノモトソウ20160417

下にある栄養葉も頂羽片が長く伸び、縁の鋸歯が目立ち、偽脈が多いと聞きましたが、綺麗に写せ無かったのが悔やまれます。羽片が3~5出ですが5出が普通の様です。
キドイノモトソウ20160417

胞子葉。これは羽片は2対ですが大きいのは3対もあり、同じ型の小羽片がつき、先端の羽片が少し軸に流れて翼がみられますが、これも少なめでスッキリしています。こちらも頂羽片は長く伸びています。
キドイノモトソウ20160417

これは胞子葉の辺縁につくソーラスと長い包膜の様子。ここでも葉に偽脈が見られます。
キドイノモトソウ20160417
キドイノモトソウとリュウキュウイノモトソウはよく似ているけれど、偽脈の有無で区別が出来ると教わりました。自生はどちらも石灰岩質の山という事で沖縄でも探せたらいいなと思っています。
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コメント

キドイノモトソウ

 国内でキドイノモトソウという稀少種が認識される前、「九州にヒメイノモトソウがある」という噂が流れていたといいます。それを日向に出したのが、鹿児島県出水市にお住まいだった城戸正幸さん。私も学生のころに泊めていただいたりご案内いただいたりと、ずいぶんお世話になりました。
 日本ではいまでは岡山県までの分布が判明していますが、兵庫県以東には未知。私も京都府で何回か探しましたが、空振りでした。
 キドイノモトソウは、たしか台湾でも見つかっていたように記憶しています。沖縄方面で見つかってもおかしくありませんね。

みっちゃん先生へ

 城戸正幸先生のお名前がついたこのキドイノモトソウはみっちゃん先生も深いご縁があったのですね。3月頃にこちらの石灰岩の山に行った時、頭でキド、キド、キドと唱えながら歩いていたんですが、まだ、というかそう簡単には見つかりそうになくて、ほとんど諦めていました。でも現物を見せていただいたし、九州と台湾にあるのだからとまだ望みをつないでおきます。
 沖縄は昨日から梅雨に入りました。大雨はないですが、涼しくて過ごしやすいです。

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