私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

ムベ 

 アケビ科 ムベ属
雌雄同株の常緑の藤本。この日の目的は今が旬のムベの花をちゃんと見たかった事です。 まず雄花序を。花弁の内側の赤い色はそれぞれ個性があって濃淡に差がある様に思います。
ムベ20160120

花弁の様な萼片は6個で外側の3個はやや幅が広く、内側の3個は線形。雄しべは6個が合着しますが、この写真のものは先端が見えなかったので、
ムベ20160120

外側の萼片を1個外して横から見ました。 下の画像で雄しべの先端が見えます。
ムベ20160120

雌花序です。
ムベ20160120

雌花は柱頭が3個。
ムベ20160120

葉には長い柄があり、掌状複葉。小葉は3~5個で有柄。
ムベ20160120

葉裏の葉脈は結合して網目状。縁は全縁。
ムベ20160120
今度は果実を試してみたいな。

メモ:アケビ科はラルディサバラが基準属になっているのですが、東亜と南米にわかれて分布するという不思議な科。名前の由来は東南アジアからポリネシアに分布する言葉mbombo(木の実という意味)とかかわりがあるらしい。

同じこの時期、アオバナハイノキが今年も綺麗に咲いていました。
アオバナハイノキ20160120

同行の花友さんが撮っているのをみて、横顔の紫色に はっ!としました。
アオバナハイノキ20160120

花軸、萼片の筒部が濃紫色で、裂片は淡紫色で5裂、先には微毛が見えます。花弁や雄蕊が落ちても柱頭が残っています。
アオバナハイノキ20160120

小枝の間から見える後ろ姿もいい感じで、可愛さ新発見の日でした。
アオバナハイノキ20160120
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コメント

言い出しっぺは、誰?

 「ムベには花弁はなく、萼片が6枚ある」とは、ネットなどでよく見かける表現。しかし外の3枚と内の3枚はあきらかに段差のあるつき方。常識的に見れば、内側の3枚は花弁ですよね。
 問題は、双子葉植物なのに、すべてが散ってしまうこと。萼片が散るのは、単子葉植物を除けば、キンポウゲ科やモクレン科などの原始的なグループです。アケビ科も原始的な一群で、一つの花から複数の果実ができる特異性があります。じつはバラ科のイチゴなどもそうで、「食べる部分は花(果)托である」といわれるのは、見かけ上の種子が果実だから。このへんのことは学生に説明しても、なかなか分かってもらえません。でもイチゴでは萼片は散りませんから、アケビよりも進化していますね。昔キンポウゲ科に入れられていたボタンも、萼片は散りません。
 つまり、ムベでは萼片と花弁が未分化で、外花被片が三枚、内花被片が3枚なのでしょう。アケビやミツバアケビでは、内花被片(花弁に相当)は退化しています。
花被片が萼弁と花弁に分化していないのは、ユリやチューリップもそうですね。ウマノアシガタでは外花被片は緑色を帯び、萼のように変化しかかっていますが、やはり散ります。
 ちなみに、双子葉植物に入っていながら、花が3数で構成されているのは珍しいことです。

間違ったかも

 上のように推理しましたが、南米のラルディサバラの花を検討してみましたら、内側にもう一段細い花弁のようなものが見えます。ムベでは外花被片が6枚という解釈も成り立ちます。
 写真はpandaちゃんのbbsに貼っておきます。

みっちゃん先生へ

みっちゃん先生、こんばんは。
今朝早めに家を出て、やんばるを一回り、今は実家から、携帯でみています。
ムベの花の形、簡単そうだと安心していたら、そうでもなさそうですね。内側の咢片は何で細いのかなと、考えていました。花被片が退化して、その代理の役割を兼ねているのか。果実期には咢片は落ちるのですよね。
果実が熟したら食べてみようかな位の気持ちでしたが、経過も見てみたくなりました。でも今日見た時は先日の強風で、花はわずかになってしまっていました。あらあらです。
話がズレましたが。pandaちゃんの所の外国のアケビ科花の形からも外花被片は6枚と解釈していていのですね。でも、家に帰ってから、もう一度復讐する事にします。(お休みなさい)

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