FC2ブログ

私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

オキナワカナワラビ?

オシダ科 カナワラビ属
たまたま機会があって、オキナワカナワラビを観察することが出来ました。ヤクカナワラビ、オキナワカナワラビの違いをわかったつもりでいましたが、実際、山で見たら迷ってしまう事が多く、とにかく何度も多くの個体を見なければいけないと思い、今回の分も比較のために記録しておきます。
これは山地の沢に近い湿った斜面で見たものです。岩壁に着いている時もある。
オキナワカナワラビ20150924

ちょうど胞膜のついた熟したソーラスがある葉がありました。極端に辺縁寄りに着くのがオキナワカナワラビの特徴。
オキナワカナワラビ20150924

ソーラスの拡大。胞子膿 胞子嚢が辺縁からはみ出しているのもあった。
オキナワカナワラビ20150924

胞膜は円腎形、縁は不揃いな突起がある。
オキナワカナワラビ20150924

平凡社のシダの図鑑によると
ヤクカナワラビの胞膜は無毛で全縁。
カナワラビは辺縁に突起があり、時に毛や線毛がある(pandaさんのカナワラビが参考になります)

葉を1枚もらって来たので比較のために載せておきます。(以下4枚はクリックで大きな画像がみられます)
葉面の長さはこの写真のもので32cm。これより大きいのや羽片の数が少ないのもあった。
オキナワカナワラビ20150924

最下の羽片の下向きの第一小羽片が大きい。小羽片には2~3mmの柄がある。
オキナワカナワラビ20150924

頂羽片は中間の羽片と同程度の大きさ。
オキナワカナワラビ20150924

ソーラスは上から下向きに、又羽片の中央から外向きの順につく。
オキナワカナワラビ20150924
葉身は最下羽片の発達具合や頂羽片の大きさ等ヤクカナワラビとの中間的なものもみられ、私の場合、これだけで判断するのは難しそうです。

追記:コメント欄でオキナワカナワラビの小羽片の特徴を教えて頂きました。ソーラスの位置は辺縁よりだが、小羽片の形がオキナワカナワラビの特徴と違うので、ヤクカナワラビの一型としてとらえた方が良いとのアドバイスです。それでタイトルに?を追加しました。オオカナワラビの3タイプはこれからも観察を続けたいと思っています。

以前にみたヤクカナワラビと思っている物も再度ソーラスを観察しようと思います。
今回根茎や葉柄基部の鱗片は見てません。オオカナワラビ(カナワラビ、ヤクカナワラビ、オキナワカナワラビ)の根茎は長く横走する様です。以前見たヤクカナワラビカナワラビ
スポンサーサイト



コメント

難しいタイプ

 やんばるの森でカナワラビ類を集中的に観察したことがないため断定的なことは言えないのですが、私はこれはヤクカナ一型だと思います。ソーラスの位置を別にすれば、ヤクカナの発育良形と考えて違和感はありません。オキナワカナは、小羽片の切れ込みが浅く、形は丸みを帯び、耳垂部は発達して羽軸にかぶさります。
 以前にも似たようなタイプにコメントしたような記憶があるのですが、その時は「雑種の可能性もあるので、胞子の観察を」といったように思います。今回はソーラスが発達段階ごとにきれいに撮影されており(これだけでも大変なことですね)、りっぱな胞子ができているのがわかります。雑種説が完全に消えたわけではありませんが、すくなくとも普通の雑種ではありえないことがよくわかりました。
 あ、蛇足ですが、胞子「膿」という変換ミスには笑ってしまいました。実感が出ているだけに…。お許しのほどを。

みっちゃん先生へ

 こんばんは~。お忙しい中を有難うございます。
以前、悩ましいシダ。。の時に小羽片の形の事を教えて頂いたのを覚えていました。後日再度行ったときは台風のせいで岩が崩れて見られなくなり、あのままになっていました。今回はその辺も頭をよぎりましたが、ソーラスがより辺縁寄りだったのでオキナワとしてしまいましたが、ヤクカナワラビの一型ととらえた方がいいのですね。葉の大きめの画像を入れておいて良かったです。「小羽片の切れ込みが浅く、形は丸みを帯び、耳垂部は発達して羽軸にかぶさります」という点では、私が一番最初にみたオキナワカナワラビがそれだったので、納得です。悩ましいシダから、難しいタイプ、なかなか一筋縄では行きませんが、いっぱいみて、いっぱい悩みます。
胞子膿。。あ、これだと怖いですね(-_-;) 早速訂正します。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL

 | HOME | 

プロフィール

こまつな

Author:こまつな
ホーム
沖縄の植物

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索