私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

ツクシミノボロスゲ

熊本県の標高の高い場所の湿った草地で見かけました。狭い通路で踏まれながらもかなり叢生して強そうです。
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有花茎の高さは15~30cm程度だったかなと思います。葉は有花茎より短く葉裏が白っぽいのが目立ちました。
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これは雌小穂ですが、ツクシミノボロスゲは雄雌性、上部に雄性小穂があると思いますがどうも良く分かりませんでした。
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苞は花序より短い。葉の裏側は緑白色。
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葉の幅は写真のもので2.8mm。
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花序の長さはこれで2.5cm。他には1.5cmのもありました。柱頭は2岐。果胞は鱗片より長い。
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果胞には脈が多い。この写真のものより長い4mmのものもありました。
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痩果はレンズ形。
tukusiminoboro47110.jpg

全体の姿。この個体の有花茎は15cm。
resize47104.jpg
ミノボロスゲにも似ているのですがこちらの方がやや小さいのではないかと思い、ツクシミノボロスゲにしました。pandaちゃんと一緒に出かけた時なので同じスゲです⇒こちら

追加:
残った花序を良くみたら雄花の葯がついたのがありました。1番先と2番目の小穂には雄花の葯が残っていないのもあります。
resize47230.jpg

1個の小穂の先端の物が雄花群(雄鱗片の集まりかな)。
resize47232.jpg

分解して先端を残して見ました。左が雄花群、右が雌花の果胞。
ツクシミノボロスゲ

1個の小穂を分解して見ました。雄花群が1個あることが判ります。
ツクシミノボロスゲ
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コメント

こまつなさんへ

 痩果が熟す頃はミノボロスゲ節のスゲはなかなか雄花を見つけにくいものですが、pandaさんの掲示板にも書いたように、小穂を外側からゆっくり丁寧に分解していくと、先に雄鱗片だけの集まりが残ります。葯や花糸はすでに脱落しているので、雄鱗片しか残りません。また機会があればやってみてください。
 この仲間は葉や茎が堅いと同時に柔軟性もあるため、登山道などの踏付けの多い場所によく適応しているようです。

マツモムシさんへ

 pandaちゃんの掲示板で詳しく教えて頂いたので、私も一個の小穂の分解をやってみました。マツモムシさんほど綺麗には行きませんでしたが、これで小穂の先端に雄花のある事がわかり、とても勉強になりました。
 おっしゃる通り、この場所は人が通る狭い道にいっぱい生えていて、私も最初踏んでいて、そのあと気がつきました。強い雑草なんですね。ツクシと当地の名前がついていて、これの名前が分かって嬉しかったです。

小穂の捉え方

 こまさん、こんばんは。
 追加画像拝見しました。
 最後の分解画像ですが、苞から上すべてが1セットで小穂という単位になります。したがって雄小穂とされているものは、小穂ではなく「雄花群」という表記が最も効率的で、それが標準的に使われています。口語的には雄花達とかでもいいと思いますが、小穂という表現は誤解を招くだろうと思います。細かいところで口うるさいとは思いますが、ご了承のほどを。

マツモムシさんへ

 おはようございます。細かい所で曖昧な認識だった様に思います。一つの小穂のなかで雄花群、という事ですね。画像の説明は訂正致しました。詳しくありがとうございます。分解は時間がかかりましたが構造が良く分かりました。

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