私の雑記帳

好きな花や植物の事、他何でも。。 この頃は花の名前と観察をした時を覚える為に記す事が多くなりました。

ミヤマベニシダ

今年旅の途中で見たシダ類がまだフォルダに残っていて、一度だけの出逢いのものがほとんどですが、こちらに残しておきながらシダのページを整理して行こうと思います。
オシダ科 オシダ属
ミヤマベニシダは7月に旭川の野草園でみました。名札がついていたので、助かりましたが、名前だけではあっと言う間に忘れてしまいそうで、特徴を画像と照らし合わせて忘れない様にしなければ。。全体の高さは1mかそれ以上ありました。
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葉身は2回羽状深裂~全裂、長楕円形。葉面の長さは葉柄より長く50~80cm。
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羽片には短い柄がついていて基部は切り形、先は次第に細長く尖っています。
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最下羽片の大きさも他の羽片とあまり変わらなく、第一小羽片は特に大きくなる事はない。
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葉柄基部の麟片は茶褐色で披針形。
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葉柄の上部の麟片はやや疎らにつき長卵形。
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中軸の麟片は線形で、羽軸に袋状麟片は無かった。羽片の基部は切り形で羽状に深裂~全裂。
ソーラスは裂片の中肋よりで胞膜は全縁。何時か教えて頂きました。「鋸歯の先が跳ね上がるような感じで上を向くこと 」(ナガバノイタチシダに似た特徴がある)resize42106.jpg

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コメント

正統派オシダ属

 ミヤマベニシダは名前に反してベニシダ類ではなく、ヨーロッパ北部に広く分布するfilix-mas(雄羊歯の意味)の親戚です。日本のオシダも近い種類だと思いますが、ミヤマベニシダはそれよりも近いと思います。温帯系のシダで、京都では京都市北部の通称北山から北に見られますが、南部の山地にはありません。
 タニヘゴとの雑種タニヘゴモドキは早くから知られていました。今ではオシダ、オクマワラビ、クマワラビなどとの雑種も見つかっています。しかし稀なもので、京都ではタニヘゴモドキ以外のミヤマベニシダがらみの雑種は未発見です。

ミヤマベニシダ

Fraser-Jenkins (A classification of the genus Dryoppteris (Pteridophyta: Dryopteridaceae)1986) ではミヤマベニシダは D. filix-mas と同じ節ですが,近年の分子系統樹(たとえば, E.B.Sessa & al. 2012, L.B.Zhang & al. 2012)では,オシダは D. filix-mas,オオクジャクシダ,オクマワラビなど同じグループに,ミヤマベニシダやタニヘゴはナガバノイタチシダなどと同じグループになっています.

>みっちゃん先生

 当初、名前にベニシダと付いているせいか、他のベニシダと比較してばかりいました。でも袋状麟片が無い事、いつかナガバノイタチシダに似ていると教えて頂いた事を思い出してみると、ベニシダとはグループが違うという意味がなんとなく理解出来る様な気がします。温帯性のシダと言う事で勿論こちらでは見られないけど、京都でも場所が限られるのですね。タニヘゴやタニヘゴモドキ、又は他のオシダ属との交雑種は見た事がなく、というか、みても分からないかも知れませんが、ミヤマベニシダは正統派のオシダ属として記憶しておきます。有難うございました。

>hndさん

 hndさん、こんにちは。シダの分類に関しては時々あれ!と思ったら変わっていると言う事が多くて、戸惑う事が多いです。最近の情報を教えて頂いて有難うございます。
 オシダ属の中でもオシダやオオクジャクシダ、オクマワラビともグループが分かれるのですか、沖縄ではナガバノイタチシダは又見る事が出来るので、まだ交雑種を探すとまでは行かないけれど、参考になりました。メモしておきます。

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